カテゴリ: お手入れの仕方について
2012NEW!赤ちゃんから大人まで『オーボール・ミニ』リノトーイ社・アメリカ( 生産国:中国)
2012年のNEWカラー♪(o^-’)b
大人気の、赤ちゃん用ボール、『オーボール・ミニ』に、新しいポップな6色が新登場!
より鮮やかな配色になった、ベーシックカラーが3色。透明感があり、キラキラのラメが入ったジェリーカラーが3色。
旧カラーは、メーカーの在庫限りになりますので、もしも旧タイプをお探しの方は、お早めに。
因みに、この『オーボール・ミニ』、説明書には、0m+と表示されています。これは、『生後0ヶ月の赤ちゃんからでも、安全に遊んで貰えますよ』という意味です(^O_O^)
もちろん、塗料や素材の安全性は、日本を始め、厳しい欧米の安全基準をクリア。赤ちゃんが、拙い指先で摘まんで、舐めても安心ですね♪
『オーボール・ミニ』・リノトーイ社・アメリカ(生産国:中国)・¥893・素材、ポリウレタン・直径約10センチ
追記:2012.02.16
それから、よく訊かれる質問ですが、お手入れの仕方を説明しておきます。
普段のお手入れは、水道水でじゃぶじゃぶ洗っておけば、充分です。
汚れが気になる方は、中性洗剤で洗ったり、消毒用のウェットティッシュで拭いても良いですね。
逆に、して欲しくないのは、煮沸消毒。素材が溶けたり歪んだり、或いは接着が外れてしまうことがあります。
それから、哺乳瓶の消毒によく使われる、『次亜塩素酸ナトリウム』の入った消毒剤も使用できません。
殺菌が…と、話される方に、説明させていただくのは、あまりに無菌状態で育ててしまう事は、子どもの自然な抵抗力の形成を損ないます。無理に汚くしろ、という訳ではありませんが、雑菌と共生しているのが、『ヒト』という動物なのです。あまり神経質にならず、おおらかに子育てしましょうね。
もしお使いになって、気になる場合には、どうぞお気軽に販売店でご相談ください。
検索等で出て来るのは、意外と極端な意見が多いですよ。信頼の置ける専門店に、どうぞお問い合わせください。
レシオ社(イタリア)のハンマートーイ『パロ』を修理しました!
まいど!トゥインクルのおっちゃんです[E:happy01]
子育てサークルで使っていた木のおもちゃを、修理でお預かりしました。
とても人気のある、イタリア・レシオ社のハンマートーイ『パロ』です。
まずは上の写真を見てください。天板が、長年の使用でボロボロ、ゴムも千切れてボールのストッパーの役目を果たしていません。すぐにメーカーにパーツを発注。幸い在庫があったので、天板のみ、お取り寄せしました。
では、修理始めます。天板を留めているネジをドライバーで取り外します。
ネジを取れば、すぐに外れるかと思いきや、しっかり接着してありました。マイナスドライバーとハンマー(本物!?)で、他を傷めないように慎重に剥がしました。なんとか傷は最小現に抑えました。
実はこのパロですが、数年前にボール3つにリニューアルしたのですが、リニューアル1と、やや後リニューアル改の2バージョンがあるのです。現行は、リニューアル改で、天板や本体が若干大きく改良されています。
で、この修理分は、本体がリニューアル1で、天板がリニューアル改。
少しサイズが違うので、このままでは取り付けられません[E:coldsweats02]
余分なクッション部分を、カッターナイフで切り取り、何とか取り付けできました!!
紛失していた、赤と青のボールを乗せて、修理完了[E:happy02]
天板パーツ・¥1575
ボール(1個)・¥420
ついでに、今回は必要ありませんでしたが…
ハンマーパーツ・¥1050
ヨーロッパの木製玩具は、こんな風にパーツの補充や修理が、比較的容易にできます。
これも長く遊んでもらえる工夫ですし、何より同じ製品を、いつまでも使ってもらいたい!という願いの表れですよね。
どうぞ、楽しい子育てのヒントにしてくださいね[E:wink]
赤ちゃん連れのお出かけに♪『ベビーチェーン』ドイツ・ハイメス社
お出かけママに大人気の、『ベビーチェーン』。いろんな種類が揃いましたので、まとめて紹介しま〜す(^O_O^)
ドイツ・ハイメス社は、ドイツ国内での製造にこだわり、手作業によって、高品質のベビー用木製玩具を、もう50年以上も作り続けています。
ドイツの上質なブナ材を使用し、もちろん舐めても無害の塗料で、子どもたちの興味を引く鮮やかな色彩やデザインに仕上げています。接着剤にも防腐剤や消毒剤の入っていないものを使い、鈴やクリップ等の金属部品も、ニッケル等を避けるなど、安全を最優先にして製造されています。
使い方は、携帯電話のストラップと同じ。チェーンの先に、お気に入りのラトルやおもちゃ、ぬいぐるみやハンカチ等を付けます。
クリップ部分を、抱っこバンドやお洋服、ベビーカーに取り付けておくと、赤ちゃんがぱっと手を離してしまった時も地面に落ちる心配がありません。
お家での使用や、お出かけ用にと、いくつあっても便利なので、気を使わないプレゼントにも最適ですね(^^ゞ
お友だち同士の出産祝いにもオススメなんです!
[E:happy01]追記:ハイメス・ベビーチェーン(おしゃぶりホルダー)のお手入れについて。[E:happy01]
普段のお手入れは、乾いた柔らかい布で拭くだけで十分です。
汚れが目立つ時には、固く絞った布巾で、拭うようにすれば大丈夫です。
木製品全般に言えることですが、きつい消毒薬や、水洗い、煮沸消毒は、玩具本体を傷める原因になる場合があります。
家具や板の間を煮沸消毒しないように、木のおもちゃも、なるべく水に浸す行為は避けるようにしてください。
また、過度な清潔へのこだわりは、赤ちゃんの自然な抵抗力の形成を、妨げかねません。あくまで、『自然に無理なく』が基本です。
どうしてもお手入れの方法が解からない時には、お買い求めになった販売店でお問い合わせになるか、地元の木製玩具専門店で訊ねてみてください。専門店は、木製玩具の知識を持ったスタッフがたくさんいます。ネット検索するよりも、より詳しく実情に合わせてお答えできる筈ですよ。
ご不明の点、ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
20120802追記
今日、朝日新聞のサイトで、こんな記事を見かけました。
10年以上前から言われていることですが、各地の研究者が、検証の実験結果を発表されているようですね。
やがて、子育ての常識になれば良いな、と思いました[E:coldsweats01]
新聞社のサイトは、いつもリンクがすぐに切れるのと、ブログに利用するの中に、OCNブログが入っていないので、記事のサワリだけコピペで紹介させて貰います。ご興味のある方は、朝日新聞のサイトを検索して、ぜひご覧になってみてください。
犬と育つ赤ちゃん、感染症かかりにくく 北欧の研究報告
犬と一緒に育った赤ちゃんは耳やのどの感染症になりにくく、抗生物質の使用も少なくて済むとの調査結果をフィンランドのチームが米小児科学会誌(電子版)に発表した。動物との接触で細菌にさらされて免疫が発達し、体が丈夫になるのではないかとみている。
フィンランドの乳児397人を対象に1歳になるまで毎週、健康状況や抗生物質の使用などを報告してもらった。全体では7割が発熱を、約5割が抗生物質の使用を経験、中耳炎にかかった割合は4割だった。
このうち犬のいる家庭では中耳炎にかかる割合が半分近くに減り、発熱やせき、抗生物質を使用する割合も1~3割少なかった。犬が屋外と屋内を行き来するような家庭ほど健康に育つ傾向が見られるといい、研究チームは「犬が外で汚れて家に戻ってくるためではないか」と話している。---------続く
木のおもちゃで、塗料のにおいが気になる時には?
時々、お問い合わせが有るのですが、木のおもちゃで、塗料のにおいが気になる時にはどうすれば良いのでしょうか?
まず、箱やパッケージ等の、表示を確認してください。
塗料の安全性を示す表示が必ず有ると思います。まず、『ST』は日本のマーク『ASTM』はアメリカの、『CE』はヨーロッパの安全基準をクリアしているという表示です。複数付いている場合もありますが、大抵、そのどれかが付いていれば安全な素材を使用している筈です。
では、具体的に塗料のにおいが気になる時には、どうすれば良いのでしょうか?
ほとんどの場合、製造後、密閉された状態だったため、においが蒸発しきれていないことが原因ですね。
包装を解いて、風通しの良い場所で、直射日光を避けて数日(または数週間)、出して置くだけで、ほとんど気にならないレベルになると思います。
例えば、この『ボーネシェフ』でしたら、可愛らしいカゴにクロスを敷き、暫くの間インテリアとして飾っておけばいかがでしょうか?
赤ちゃんの出産祝いでいただいた物も、そんな風にしておけば、いざ子どもが興味を持ち出した時に慌てなくても大丈夫ですね。
その他にも解らない事、気になる事は、お気軽にご相談くださいね。
アウリスグロッケンの修理
まいど!トゥインクルのおっちゃんです。
先日、スウェーデン・アウリス社のアウリスグロッケンの修理を承りました。参考までに紹介させてもらいますね。
さて、届いたグロッケンを開けてみました。丁寧に包まれて大事にされているのがわかります。さっそくバチで叩いてみると、音は変わりませんが響きが全くありません。
慎重に釘を外してみると(釘抜きとペンチを使用。鍵盤を傷つけないように、ここは丁寧な作業が必要とされます。道具の当たる箇所に布など使ってください。)、ゴムが劣化して固くなっており、下に敷くゴムは1箇所しか残っていませんでした。鍵盤の表面は傷だらけ。でも、それだけ愛用されている証拠ですよね。さっそくメーカーに必要な部品を注文しました。
しばらくしてパーツが到着。その間に本体と鍵盤をキレイにしておきます。表面を軽く拭くだけで輝きを取り戻したので、こちらは特に手を加えていませんが、鍵盤が錆びたり汚れがひどい時は、スチールウールなどで表面を軽く擦ると良いそうです。でも、おっちゃんは音が狂ったりが怖いので、実はその作業はしたことがありません。今度試してみたときにはまた報告します。
釘にゴムを通し、鍵盤に挿します。その後で、下敷き用のゴムを、なるべく真ん中あたりに『ブスッ』と刺します。これで鍵盤の準備は完了。(保証はしませんが、自転車の虫ゴムなどでも代用は可能。)
あとは一音一音間違えないように、順番に台に刺していきます。今回は釘穴に損傷がなかったので、そのまま同じ穴に合わせて刺していきます。ただし、打ち込みすぎると音の響きが悪くなるので、この段階では、比較的軽めに打ち込んでおきます。
作業は順調に進んでいます。鍵盤を一音入れるたびに、鍵盤を叩いて響きを確認します。
全ての鍵盤を入れ終えて、鍵盤を叩き、響きを確認しながら、最終の釘の打ち込み具合の調整をします。これで完成♪
叩いてみて、改めてビックリ\(◎o◎)/!
すっごくいい響きになってます。トゥインクルに置いてある、サンプルのグロッケンもちょっと修理せんといかんでないか!と思ってしまいました。
物によっては時間のかかる場合がありますが、良質の木のおもちゃは、パーツの取り寄せや修理が可能なことが多くあります。(全てとは言いませんが…)
どうぞお気軽にご相談くださいね。
トーマス木製レールの自主回収商品の追加について
追記:2017.12.26.こちらは10年前の記事になります。現在のところ、その後、木製トーマスシリーズに不具合は一切出ておりません。メーカーの品質管理と、製造業者の良心的な製造の結果だと思います。いたずらに過去記事を見て、不安になることのないよう、気になる事がありましたら、取扱店にお問い合わせくださいませ。
ついでに、先日も木製の玩具の塗料についてお問い合わせがありました。殺菌の薬品を使用したところ、塗料が剝げてきた、とのこと。
まず、木製玩具の取り扱い方法について。普段のお手入れは、柔かい布で乾拭きが基本です。どうしても気になる汚れは、水を固く絞った布巾などで拭うだけで大体の汚れは落ちます。
よくたとえ話でお話しするのですが、油性のマジックは色落ちしない代わりに換気が必要だったりします。水性のマジックは、換気の必要がないほど安全な代わりに色落ちがしやすくなっています。
EUの玩具安全基準では、有害だけど色落ちしない塗料を使用せず、色落ちするけど無害の塗料を使用するようになっています。
またプラスチックなら色落ちしないといわれる方もいらっしゃいますが、プラスチックは目に見えないだけで、内容物が染み出しているものです。
もちろん、安心と安全は別物ですが、疑似科学に騙されないよう、冷静な対応がご両親にも必要だと思います。
とにかく、変な噂話しに惑わされず、疑問に感じたことは、専門家に訊ねてくださいね。