まいど[E:sign03]トゥインクルのおっちゃんです[E:happy01]
え~~、ここ最近、すごくもやっとすることがありまして、またまたこんなブログを書いてみました。
トゥインクルのお店に、お子さんと一緒にやってきて、いろいろおもちゃで遊びながらお話しをしていると、『ウチのコ、ちょっと発達がおかしいかも』とか、『こんなに落ち着きが無くって、もしかしたら多動かも?』とかなり本気?で言われることがあります。
で、
たいてい、平均的な子どもらしい子どもなので、心の中で『えっっ[E:wobbly]』と思って、『全然心配いりませんよぉ~[E:happy01]』とお答えするのがパターンとなっています。
別におっちゃんは、専門家でもないし、診断は出来ませんが、一般的なお母さん方よりもたくさんの赤ちゃんや子どもさんを、日々見ています。
お子さんを大事に思うあまり、ちょっと心配しすぎなんじゃないかなぁ~と、ずっと考えていたら、産経新聞のサイトでこんな記事をみかけました。
タイトルは『大人の尺度なら全員「アスペ」「自閉症」』です。ちょっと衝撃的でしょ。でも、だからこそ、ウチのコ!発達障害?!なんて心配することないんです。
へたに素人が『ウチのコ病気かも??』と悩みながら子育てするよりも、ホンマに心配ならさっさと専門家に診てもらって、診断して貰った方がよっぽど安心でしょ?
新聞社のサイトは、すぐにリンクが切れてしまうので、一部ですがコピペして貼り付けておきます。
出来ましたら、検索して、産経新聞のサイトで元記事をご覧になってみてくださいね。
- 14:07 2012/08/27
「育つ」を科学で支える(4)大人の尺度なら全員「アスペ」「自閉症」 - 2012.8.23 17:00
- 保育に関わる人たちに向けた「新・赤ちゃん学」入門講座。小西さんは「『気になる子供』の基準が変わってしまった」と指摘する=平成19年5月、大阪市浪速区の産経新聞大阪本社
■日本赤ちゃん学会理事長 小西行郎さん - --最近の子供をめぐる環境で気になっていることはありますか
- 小西 早期教育などがどうのこうのというよりは、大人たちの赤ちゃんや子供を見る目が非常に偏ってきている。大人にとって管理しやすい子供、扱いやすい子供を育てようという傾向が強まっている気がしますね。
- --画一的に子供を育てようとしている
- 小西 ある意味ではそうなのかもしれません。例えば発達障害の診断基準でもそうです。以前は保育園の先生から「目が合わない」「顔を見ない」などの相談が多かったのですが、最近では「他人の気持ちが読めない」「集団遊びができない」。これは、自分たちが扱いにくいということでしょ。発達障害だとは即断できませんよ。そもそも大人でも他人の気持ちが読めないのに。
- --先生が医者になったころとはまったく違う
- 小西 「気になる子供」の基準が変わってしまった。虫好きであるとか数字に興味があるとか、昔は「賢いね」とほめられていたケースが、最近では度を過ぎるとアスペルガー障害とか自閉症などを疑ってしまう。自分たちの尺度に合わなければすべて「気になる子供」。親や先生の言うとおりにして集団で遊べて、怒らない子なんていませんよ。子供たちにとっては育ちにくくなっている。
- --窮屈な環境ですね
- 小西 保育園でも小学校でも、ちょっと気になる子がいると、応援の特別な先生がついたりするケースがあります。でもクラスに複数の大人がいたら、子供たちは大人の目を気にしすぎて落ち着きのないクラスになってしまう。親は「手厚い」と感謝するのでしょうが、それも大人側の都合なのです。
- --大人の意識改革が必要なのでは
- 小西 その通りなんです。でも、例えば大津の中2いじめ自殺などの問題が起きると、逆にまた学校などは、大人の都合で子供たちを管理しようという話に必ずなるのです。早くいじめの芽を見つけて管理しなければならないと。でもずっと監視されていたら、子供は窮屈です。そのはけ口を求めて、またいじめが起こる恐れだってあります。子供をしばる前に、子供というものがどんな存在であるかということを考えてほしいですね。優しく遠くから見てやることも大切なんです。
- --考えてみれば、早期教育も子供にとっては窮屈なことかもしれません
- 小西 お父さんやお母さんが信じる教育目標に向かって、子供を育てるのが早期教育だと考えている人が多い。将来まで大人が管理するという発想になっている気がします。でも、将来の進路はある時期に子供に選ばせればいい話。いろいろな局面で、子供を管理しようという大人の考え方がすごく増えている。それが子供の発達を邪魔しているような気がしてならないのです